2011年ニューフェイスライブの意義

歌を習う生徒が、恒例となっている大きなホールで発表会に出場するのと、シャンテ八千代のような小さなライブハウスで歌うのとでは、何が違うのでしょうか?
前者は「楽しい」「仕方ない」かもしれませんが、後者は「嬉しさ・喜び」だと思います。

今回ライブ出演をお願いした出演者の皆様は、大きなホールでの経験ばかりで、ライブ初参加です。グループレッスンしか受けていないのに、とても真摯に取り組まれ上手な方々。そして個人レッスンをうけられているのに、惜しいかなまだライブ経験のない方に、小野澤がお一人づつ打診し、説得し、こぎ着けたのでした。

自分自身の経験を踏まえ、大げさと笑われるかもしれませんが、「自分発見の旅」をお勧めしたかったのです。物おじせず、新たに挑戦する心へ変化してゆくと、くすんでいた日常が、目に見えて輝いてくると思います。人前で歌うという緊張が、背伸びをさせ、能力を引き出し、内面も外見も美しく輝かせるものと信じます。

忘れてはならないのは、クールに自分の歌を見つめることです。お客様は決して悪いご指摘などして下さいませんから。写真よりも録音が重要に思います。いく年かして同じ歌を聴き比べてみると、拙さがはっきりわかります。この繰り返しでよいと思います。一つづつ課題をクリアーする喜びも実感できると、次のステップへ弾みがつきますね。また、欲を言うならば、その成長過程を率直に喜んで戴けるお客様で満席だと宜しいのですが・・・。
「シャンテ八千代」は集客のためだけに出演をお願いするような方針をとりません。どうか次回は貴方の挑戦をお待ちしています。残り時間をどう過ごしたいですか!どうか微力ながら私にお手伝いをさせて下さい。